Research in Past
Research on medical care, nursing, welfare, and long-term care
医療・看護・福祉・介護分野における多言語対応情報提供システム構築
2015年1月から9月の期間、第5回(2014~15年度) 教職協働・職員協働イノベーション研究からスタートし、 第7回(2016~17年度) 教職協働・職員協働イノベーション研究 「2020年東京パラリンピック競技大会で上智大学ができること:医療・看護・福祉・介護分野における多言語対応情報提供システム構築」として 17名で再スタートをしました。 2017年5月には「多言語対応情報提供システム推進コンソシアム」を発足し,本学保健センターで留学生を対象に実証実験を始めました. 2018年1月には「共生社会実現に向けた上智大学の社会貢献」の一環として大学のサポートを受けて学外展開を図ることになり、ソフィア オリンピック・パラリンピック プロジェクトの一環としての活動を開始しました。2018年7月に聖マリアンナ医科大学東横病院で実証実験を開始しました。 2018年10月1日に上智大学初の研究発ベンチャーとして「ソフィアメディカルインフォ株式会社」を立ち上げました。多言語・異文化への対応が困難な医療の分野の未来を見据え、私たちにできることを考えていきます。 2019年6月には獨協医科大学埼玉医療センターでも実証実験を始めました. 外国人の医療機関受診時に発生するコミュニケーション問題に対応するためにまだまだしなければならないことがあります。
Proposal and Verification of Typing Learning Method
タイピング学習手法の提案と検証
タッチタイプができる人とできない人のタイピングの仕方を分析して,コンピュータの経験などとの相関をとるなどして,初心者が打ち間違いやすいパターンを分析し,タイピング学習手法に応用する研究です. これまで、大学生を中心にタイピング初心者、中級者の動作特性の解析を行ってきました。研究成果は下記にて公開済みです。これまでに研究にご協力された方でご質問のある方は、いつでもご連絡ください
1.高岡詠子, 杉浦学, 小宮仁志: タイピング動作特性の解析, 情報処理学会研究報告,2012-CE-125,No.9, pp.1-14, 情報処理学会, (公立はこだて未来大学), 2014.
2.高岡詠子,田村啓,杉浦学: 初心者のタイピング動作特性の解析, 情報処理学会研究報告, 2013-CE-120, No.9, pp.1-8, 情報処理学会, (青山学院大学), 2012.
3.田村啓, 高岡詠子: タイピングにおける動作特性の解析,情報教育シンポジウム2012, (静岡県静岡市), 2012.
Research on Programming Education in High Schools
高校におけるプログラミング教育に関する研究
独立行政法人科学技術振興機構が行っているサイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)授業の一環として千葉県立柏の葉高等学校情報理数科で行っていたプログラミング実践授業(当該高校のWebサイトhttp://cis.kashiwanoha.ed.jp/?page_id=820)に伴う研究です。授業における生徒の成長を測ることで、高校におけるプログラミング教育の方法を探る目的があります。また、プログラミング教育のために高岡研究室で開発している教材の評価を行い、教材改善の目的も含みます。どのようなプログラミング教育が生徒にとって効果的であり、プログラミングスキルを身につけることができるのかということが明らかになってゆきます。また、プログラミング教育の教材改善を行うことが可能となります。研究成果は下記にて公開済みです。これまでに研究にご協力された方でご質問のある方は、いつでもご連絡ください
1.高岡 詠子,山内 崇裕,滑川 敬章:高等学校における実用的プログラミングの教育実践,情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE6),Vol2, No.2, 情報処理学会 pp.37-52, 2016.
2.Eiko Takaoka, Takayuki Yonezu and Takafumi Namekawa: Programming education at high schools and universities: Design, development, and assessment, IPSJ Transactions on Computers and Education, 1(1), pp.10-17, Jan. 2015.
3.米津貴之, 水野恭兵, 高岡詠子: 高校の情報系科目のための授業パッケージの提案, Live E! シンポジウム2013, Live E! 協議会, (独) 情報通信研究機構, (東京大学), 2013.4.滑川敬章,高岡詠子,江崎浩,中山雅哉,落合秀也,砂原秀樹,山内正人: 情報系高校における環境情報を計測・可視化する実用的なプログラミング教育の実践, 情報処理学会研究報告,2012-CE-116,No.16, pp.1-8, 情報処理学会 , (福島学院大学), 2012.
Research on the environment
微気象データに関する研究
LiveE!協議会に参加し、全国各地に設置されているデジタル百葉箱と同じ気象センサを大学に3機設置。一台は太陽光発電で動いています。温度、湿度、気圧、風速、風向、雨量のほか、二酸化炭素やPM2.5の計測機も設置しています。